せどりがうまくいかない原因は?【解決:ジャンルを絞り、掘り下げよ】
せどりがうまくいかない原因は何?
せどり初心者
こんな疑問に答えます。
せどり歴は4年。月収70万。
安定的に生活収入を得ています。
せどりで隠居しています。
せどりがうまくいかない原因は?【解決:ジャンルを絞り、掘り下げよ】
せどりがうまくいかない原因は、いろいろなレベルで挙げられますが、根本的なところで、やっていることが浅くて、それでいて手広くやろうとしているケースをよく見ます。
手広くやろうとするのは、いろいろやればどれか上手くいくだろうという思惑からのものですが、これ、初心者が、かなり陥りやすいです。手広くやるのは『全方位戦略』といって、強者の戦略です。
なぜいけないかのというと、力が分散するからです。
せどりの本質は肉体労働なので、自分の力が有限であることを特に意識しないといけないです。
ちなみに、せどり攻略に相性がよいのは『ランチェスター戦略』というもので、弱者の戦略です。もともとは軍事利用で、敵の弱いところを見つけ、一点突破するもの。広域で戦うと規模で勝る敵には勝てない、というロジックです。
せどりの話に戻しますと、せどりはジャンルごとに競争原理が違いますので、理解したうえで、戦い方を変えるのがコツです。
ジャンルごとの競争原理の違いというのは、ざっくりですが下記のような内容です。
(1)新品 VS 中古
何で勝つのか | そのために何をするのか | |
新品 | 最安値で出品 | 良質な仕入れ情報を収集 |
中古 | 相場価格で出品 | 目利き力の積み上げ |
(2)店舗 VS 電脳
何で勝つのか | そのために何をするのか | |
店舗 | エリア戦 | 得意な店舗を見つける |
電脳 | 全国戦 | 効率よいリサーチや仕入れ |
(3)商材の違い
商材とは、本、CD/DVD、家電、食品など、せどりで取り扱う商品のことです。
種類が多いので、以下は例として説明します。
例えば、中古本(ブックオフ)では、「”ところてん”を狙え」「セット本は完結ものを狙え」などのジャンル固有のノウハウがあります。中古家電では、故障による返品リスクをいかにおさえるか、といった利益構造を作るうえでの、ジャンル固有の課題があります。
繰り返しになりますが、ジャンルごとに競争原理を理解したうえで、戦い方を変えないといけないです。やっていることが浅くて、それでいて手広くやると、ジャンル固有の深堀ができず、本来取るべき、弱者の戦略が取れないです。
絞らないことが諸悪の根源【時間や資金は有限。忘れないこと】
せどりのうまくいかない原因として、世間的に言われることは、例えば下記のあたり。
・行動量不足
・スキル不足
その通りですが、いかにも表面的で、先にジャンルを絞らないと、無限に手広くやらないといけなくなります。
具体的には「良さそうなことは何でもやってみる」を行動指針にすると、心意気は良さそうですが、現実問題、続かないです。
ほんとに無限にやれるなら、それこそ無限に成果が伸びていきますが、自分の力、それから時間や資金は有限です。最小限のパワーで最大のリターンが出るように設計しないといけないです。そして、これはビジネスの基本ともいえます。
最後に、手前みそになりますが、そうした設計をしたせどりの一例がわたしの隠居せどりです。
こちらに設計思想を書いていますので、ご興味ありましたら、ぜひご覧になってみてください。
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それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。