せどりと転売の違いって何?【結論は同じだけどイメージが違います】
せどりと転売の違いって何?
せどり初心者
こんな疑問に答えます。
せどり歴は4年。月収70万。
安定的に生活収入を得ています。
せどりで隠居しています。
せどりと転売の違いって何?【結論は同じだけどイメージが違います】
せどりの定義をみてみます。出典はWikipedia。
せどり:
せどり(競取り、糶取り)とは、『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。近年では転売と呼ばれている。
「近年では転売と呼ばれている」とありますね。
つまり、結論としては、せどりと転売は同じものです。
でも、イメージは違います。
転売は、特に”転売ヤー”と呼ばれ、世間の悪評を買ってます。
なぜかというと、自分の利益第一で、不当に高く売っているからです。
具体的には、以下のことでイメージが悪くなってます。
(1)チケット転売
法律(「チケット不正転売禁止法」)で取り締まられています。
音楽ファンがチケットを取れないなど、行きたいコンサートに行く機会が失われるということで社会問題化しました。
(2)マスク転売
これも一時期、法律(「国民生活安定緊急措置法」)で転売禁止となりました。
実は、せどり界隈では確信犯でやっている人も多かったです。
大きくイメージを下げた一件でした。
こんな事件もありました。
(3)ハードディスク転売
こんな事件がありました。これは転売というより個人情報流出が問題です。
でも「転売事件」と報道されました。
すこぶる印象が悪かったです。
イメージが悪いからこそ参入チャンスです【でも誠実に商売しましょう】
イメージが悪いことを理由に、せどりをやらない人もいます。
特に家族からよく思われず、反対にあう事例もよく聞ききます。
でも、だからこそ、逆に参入チャンスです
その分、競争が減っています。
家族には、儲かってから知らせるのもありです。
儲かったお金でプレゼントして、家族の評価が変わった事例も聞きます。
結局、適法でやればよいだけの話です。
お客様第一で、誠実に商売しましょう。
最後に、すでに、せどりをされていて、転売ヤーという世間からの非難に心が折れそうな方へ。
石田梅岩という人のことを書いた本がお薦めです。
商売の原理原則に立ち戻れます。
せどりも転売も、本質的には、どちらもシンプルに、モノが欲しい人とモノを提供できる人を結ぶ行為です。
その基本原則にそっている限り、それが社会貢献にもなる「三方よし」になるもの。
価値ある経済活動には違いないので、臆することはないです。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。