続かないせどりを続ける方法。ノウハウコレクターから脱するには?
ここでは「せどりが続かない理由。ノウハウコレクターとは?」の記事を受けて、せどりを深くやることについてお話します。
まず、大事なことは、やみくもに深めても意味がないということです。
他人と差がつくところを深めないといけないです。
他人と差がつくところって?
わたしがお話するのは、隠居せどりベースですので中古家電に特化してますが、中古全般にいえる重要な事実として、最安値で買わない人もたくさんいることが挙げられます。
すなわち、価格以外で買われる理由を追求し、それを再現することで他人と差がつきます。
どうやって差をつける?
では、価格以外で買われる理由とは?ですが、以前にデータをとったことがあります。
これだけの理由があります。
これらのいずれの理由が購入に効いているかを考えることです。
実際には、商品個別の話になっていきますが、例えばキッチン家電(例:食洗機)はきれいな(清潔な)状態であれば少々高額でも買われるとか、そうした法則を見つけることです。その際には、生活者としての自分の感覚にあわせながら考えると外さないです。さらには実感のある理解となり、記憶に定着しやすいです。
なお、自分の売った経験をデータ化するのがいちばんです。売れたときは嬉しいもので、嬉しい経験はこれまた記憶に定着させやすいので、もう一歩、踏み込んで、なぜ売れたのだろうと、売れて自分が抜けたあとのAmazonの画面を眺めながら考えるとよいです。
まとめ
もちろん、なぜ売れたか?という分析は当たり外れがありますが、むしろそうして試行錯誤した末の経験値こそが、時間とともに他人と差がつくことの源となります。
わたしはこれまで約1400商品(リピート販売での重複除く)を売ってきましたが、売ったときの価格や売れるまでの日数、商品コメント等をデータに残しています。自分のスキルやノウハウを用いて売ったものは自分の文脈ができるので、余計に他人は真似できないものです。かけがえのない財産になっています。
いずれにしても、価格競争で他人より安値で売るのは誰でもできることです。まさにせどりを浅くやっている状態です。そうではなくて、中古せどりの特性を踏まえ、いかに他人より高く売るのか、さらに言えば、他人とは異なる売るパターンをいかに持つかが、イコールせどりを深くやることであり、数字を安定させることに結びつきます。