隠居するなら電脳・中古家電せどり一択?その理由は?
ここでは、せどりではジャンル選択がかなり大事という話です。
わたしのジャンルは電脳・中古家電のみです。これ以外はやりません。
店舗せどり、新品、他のジャンル(本、DVD、食品、輸入等)、一切やらないです。
電脳・中古家電を選んでいる理由
理由は、一言でいえば「忙しくなるから」ですが、望むライフスタイルから決めています。つまりは、忙しくならない隠居生活をしたかったためです。具体的には、以下の3つの点で電脳・中古家電を選びました。
①家でできる。
店舗せどりは外出しないといけないので、それだけで時間が費やされます。電脳せどりは仕入れにくいと言われますが、そんなことはないです。実際には店舗せどりをやったことがないので比較できないですが、要は自分が望む数量を仕入れられたらよいので、それでいえば電脳せどりで十分です。
②薄利多売に陥らない。
薄利多売に陥らないというのは、これも結局は忙しくならないという意味です。中古家電は他のジャンルと比較し1商品あたりの販売単価が高いです。しかも利益率が高いので、真逆の「厚利少売」です。手数が少なくて済むので、薄利多売に陥らず、構造的に忙しくならないです。
③安定して仕入れられる。
わたしの仕入先はヤフオクですが、中古家電は常に一定数の取引量があり、安定して仕入れられます。ここでは新品との対比で説明するのが分かりやすいですが、新品はいかに安く仕入れるかが勝負ですので、セール情報を常に把握し、即座に動くというのが基本動作になります。中古の場合はそうした動きから開放されます。加えて、ブームやトレンドの影響を受けないため、たくさん仕入れたけど、たくさん売れ残るということもありません。
中古家電は難しいイメージ?
一方で、中古家電は難しそうなイメージがあると聞きます。
主には2つでしょうか。それぞれ解決策とともに示します。
①大型商品の扱いに困る。
確かにわたしが主力商品の1つであるTVをはじめ、大型商品は多く仕入れており、扱いに困ることはあります。具体的には自宅に届いた際にはかなりスペースを占領してしまいます。そこで、わたしの解決策としては仕入れ商品は自宅を経由させないようにしています。具体的には出品代行社を用い、仕入先であるヤフオクの落札者から販売先であるアマゾンに直送する商品の流れを作っています。
②故障が多く返品返金リスクがある。
これも確かに中古家電特有の課題です。これは避けられないので、対策として、逆に返金はあるものと見込んで損益計画を立てています。また別の対策として仕入れ時点で予防します。故障が多い商品カテゴリーを避けたり、ヤフオクの出品コメントを精査したりすることで、故障に至る商品を仕入れる確率を下げています。
まとめ
隠居生活をやるには電脳・中古家電一択という話でした。どんなせどりのやり方にも、もっといえばどんなビジネスにも一長一短があります。
要は短所を特定しきちんとした対策をとることです。
手広くやるというと聞こえがいいですが、あれこれ手を出すのはパワーが分散し忙しくなります。
本来、手広くやる、というのは、1つのビジネスで成功してからその利益分を他方にまわして、拡大していくという意味です。それがセオリーで、始めから手広くやってはならないです。