50代から始めるせどり隠居マニュアル
初めての確定申告だけど、どうしたらよい?
せどり初心者
こんな疑問に答えます。
せどり歴は4年。月収70万。
安定的に生活収入を得ています。
せどりで隠居しています。
せどり、初めての確定申告のやり方は?【3つを使い分けましょう】
3つのやり方があります。
あなたの会計の知識・スキルがどのくらいかで変わってきます。使い分けましょう。
✔パターン1 【会計の知識・スキル=高】
もし「損益計算書」をこれまで付けられていて、相応の知識とスキルがありましたら、確定申告の手順だけ理解できれば申告可能です。
こちらの国税庁のサイトから、手順を確認し、直で申告してしまえばよいです。
✔パターン2 【会計の知識・スキル=中】
もし国税庁のサイトを見られて、おぼつかない感じでしたら、各自治体で相談会をやっていますので、そうした機会を活用されたらよいです。
例えば、わたしは東京都世田谷区在住なので、こんな会があります。
✔パターン3 【会計の知識・スキル=ゼロ】
もし、会計の知識・スキルが全くゼロで、もっと丸投げしたい場合は、税理士さんに依頼する方法があります。
相場10万円くらいですが、言われるがままに材料を提出するだけでよいので、いちばん楽です。
ちなみに、わたしは、初回の確定申告はパターン3でやりました。その際に依頼した税理士(税理士法人)はこちらです。
ただ、わたしも初めてのときは、右も左もわからなかったので、税理士さんに頼みました(パターン3)が、全然、自力でできるレベルでした。2回目は自力でやりました(パターン1)。
実際、せどりの初めての確定申告であれば、金額も小さく、扱う勘定科目も少ないので、難易度低めです。パターン1で、十分にできるレベルです。※あまり大きな声ではいえませんが、少々間違えて申告しても、金額の小さい個人事業主には、税務署もいちいち対応しません。
では、普段からやっておくことは?【帳簿をつける、これだけです】
ここでは、普段からやっておくことは?についてです。結論として、帳簿をつけること。
いくら専門家(税理士さん)でも、材料がないと確定申告の書類が作れません。
材料となるのが帳簿ですが、最低限でいえば、下記の2つだけでよいです。
✔売ったとき:いつ、いくらで売ったか?
結局、年間を通した売上と費用が明らかになっていればよいからです。
あとは諸経費です。例えば下記のあたりです。
・せどり仲間とのカフェ代
・セミナー参加費用
これらは計上するほど、納税額が減ります(もちろん、せどりに関連する経費のみが対象です)
なお、「現金」で支払ったものは領収書を保管しておきましょう。
一方で、カードで買ったものは、明細が代わりになるので領収書は不要です。
つまり、なるべく現金で買わないようにしておくと確定申告時の作業量が減ります。
キャッシュレスの時代にもなっていますので、日頃から、心がけておくとよいです。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
まえがき-このまま会社員で大丈夫?
はじめまして。松尾幸典です。
会社は49歳(2016年3月末)でやめました。現在56歳になります。
2016年1月にせどりを始め、3月に26年勤めた会社を退職。
早期リタイアし専業になり、9か月めの9月にせどりの月収が70万になりました。
生活に足る収入レベルですので、1日3時間だけ働いてあとは好きに過ごす”隠居生活”をしています。
第1部 せどりとは何か
第1部では、6日間完結コースを想定し、せどり一般について、学べる流れを作りました。「せどりって何?美味しいの?」っていうくらい何も知らない方が、一通り、せどりの何たるか、を理解できるまでお話します。
1日目-はじめに。「あなたも、できます」
さて、いきなりですが、50代を取り巻く環境は昨今、厳しいものがあります。
率直に、あなたは、これから晩年に入ってからの生活収入は大丈夫ですか?
年金に頼るとしても、年々先延ばしされてますね。
政府は70歳まで働く社会づくりを目指してる状況。