アマゾン転売屋が転売をやめた理由【失敗する状況が見えてきます】
アマゾン転売をやめる理由ってなんだろう?何で失敗するの?
せどり初心者
こんな疑問に答えます。
転売(せどり)歴は4年。月収70万。
安定的に生活収入を得ています。
せどりで隠居しています。
アマゾン転売屋が転売をやめた理由【失敗する状況が見えてきます】
以下の2つの角度から見ていきます。
1.自分の意思以外の理由
2.自分の意思の理由
ざっくりいえば、自分ではどうにもならないことと、自分でどうにかできることです。
1.自分の意思以外の理由
これは2つあります。
(1)アカウント停止になった
アマゾンから出品権限を剥奪されることです。
これは強制終了の最たるものですね。
原因は規約違反で、具体的には下記のあたり。
・商標権・知的財産権を侵害した
・出品者としてのパフォーマンスが低下した
このうち、一番多いのは「偽物を売った」です。アマゾンは偽物が出回ることに、とても神経をとがらせてます。昨年(2019年)立ち上がった偽造品撲滅プロジェクト「Project Zero」でも意気込みが窺えます。
あと、メーカーからの直接通達を含む「商標権・知的財産権を侵害した」も昨今、増えてきてます。
これらは知らずに侵していて、急に通告が来ることもありますので、基本的な対策は関連知識をつけることです。
(2)赤字で続けられなくなった
主な赤字要因は下記の通りです。
・価格競争
・ライバル増加
・市場の飽和
結果、利益が出なくなって、辞めるケース。
特に資金ショートすると、意思はあっても辞めざるをえなくなります。
このあたりはせどりのスキルの問題に負うところが大きいです。
2.自分の意思の理由
これは3つあります。
(1)気持ちが萎えた、心が折れた
具体的には、下記のあたり。
・業界慣習に嫌気
・面白くなくなった
「社会的な印象の悪さ」は”転売ヤー”という呼び名が象徴しています。例えば、チケット転売は法律(「チケット転売禁止法」)で禁じたほどに社会問題になりました。
また、内情としても、せどり業界は、グレーな手法/ブラックな手法で稼ぐノウハウも横行しています。そんな「業界慣習に嫌気」がさしたというケースも。例えば、こちらは昨年変更になった規約です。
出典:Amazonコンディションガイドライン
しかしながら一向に守られず、個人から仕入れた商品を新品で売る人、あるいは、売るノウハウを教え続けている人もいます。
そして、せどりを始めた当初は楽しくやっていたけど、あまりに地味で単調なので「面白くなくなった」と。
いずれも気持ちが萎えたというか、心が折れたケースです。メンタルの強さも必要です。
(2)体力が尽きた、疲れた
せどりはやればやるほど、やることが増えます。具体的には下記のあたりです。
・配送に意外と手間がかかる
・在庫管理が煩雑
・いつも求人募集している
なぜ、こういう結果になるかというと、せどりは労働集約型だからです。基本は”仕入れて売る”数量を増やすことで”売上・利益”を増やす”足し算”の商売です。
最後の「いつも求人募集している」は組織化した人の事例です。規模拡大に伴い、人を雇ったものの、入れ替わりが激しく、常に求人活動をしている、というものでした。
(3)満足した、次のステージに進んだ
これは、唯一、ポジティブな理由です。円満撤退でしょうか。
せどりは1年で9割の人がやめるといわれますが、失敗してやめる人ばかりではないということです。物販に進む人もいますし、せどりで得た資金で全然別のビジネスに展開する人もいます。
このやめ方は理想かもしれないですね。
転売(せどり)を続けるには【ビジネスマインドもかなり大事な件】
以上、転売(せどり)をやめた理由を見てきましたが、まとめると、こんな感じ。
(1)アカウント停止になった
(2)赤字で続けられなくなった
2.自分の意思の理由
(1)気持ちが萎えた、心が折れた
(2)体力が尽きた、疲れた
(3)満足した、次のステージに進んだ
せどり特有の理由(事情)も含まれていますが、俯瞰して見れば、どれも商売(ビジネス)として考えると、ついて回ることです。せどりだから、というわけではないです。
特に、自分の意思でやめるケースは、商売(ビジネス)を甘くみてはいけない、という一言に尽きるかもしれません。
・赤字を回避するのはビジネスの常である
・続く人は常に気持ちや体力を保っている
と考えたうえで、
・他のせどらーとの差別化
・作業の効率化
を常に念頭におく必要があります。これもビジネスであれば不可欠なことです。
ビジネスマインドがかなり大事ということかと思います。
そして、せどりのビジネスたるゆえん、本質を知ることが第一歩かと思います。
下記の電子書籍にエッセンスをまとめましたのでよろしければご覧ください。
>>たった30分で誰も教えてくれなかった、せどりの本質が学べる本
というわけで、今回は以上です。
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