Amazonせどりに古物商許可が必要な理由【実際の取り方も】【2020年版】
せどりで古物商の許可は必要?どうやって取ればいいの?
せどり初心者
こんな疑問に答えます。
せどり歴は4年。月収70万。
安定的に生活収入を得ています。
せどりで隠居しています。
Amazonせどりに古物商許可が必要な理由【アカウント停止事例も】
必要な理由は、不所持でアカウント停止事例がでたからです。明白です。
Amazonからの実際のメールです。※遡る2018年7月のことです。
平素は Amazon.co.jp をご利用いただき、誠にありがとうございます。
先般、当サイト上に表示されているご自身の「特定商取引法に基づく表示」を正しい情報で掲載いただくよう、また「古物商許可証のコピー」の提出及び出品者様の「出品者情報」ページに「許認可情報」を記載いただくよう当サイトよりご連絡を差し上げておりましたが、現時点で上記情報欄を変更いただいたこと及び「古物商許可証のコピー」を提出いただいたことを確認することが出来ません。
つきましては、現在 Amazon.co.jp への出品を停止させていただいております。出品者様のアカウント残高については、この問題が解決されるまでお振り込みは留保されます。未完了のご注文がある場合は、発送処理をお願いいたします。
Amazon.co.jp への出品再開をご希望の場合は、同様の問題を解決するための改善計画をご提出いただけますようお願いいたします。
ガーンときますね。
これは「持っておいたほうがいい」から「持っておかないといけない」へ変わったことを意味します。
なお、古物商許可が必要なのは中古せどりのみです。
但し、個人からの仕入れは新品ではなく中古扱いとなることにご注意ください。関連するAmazonの規約を以下に示します。
※引用元:Amazonコンディションガイドライン
念の為、Amazonでの古物商取得の一律の義務付けは、現時点(2020年10月現在)ではありません。上に挙げた事例は個別のやりとりで発生したものです。
しかしながら、Amazonがいつ言い出さないとも限らないです。
なぜなら、そもそも古物商許可の目的は盗品の流通防止で、もしAmazonに盗品が出て社会問題化したら急に動くことが予想されるからです。
例えば、Amazonで、昨年2019年の10月に開始された偽造品撲滅プロジェクト「Project Zero」。これは、Amazonに偽物が多く出回っているという報道が多くなされたことが一因と見られています。
実際の取り方。用意するのが厄介だった書類が提出不要になっています!
それでは実際の取り方です。下記の3手順です。
手順1:警視庁のサイトから必要書類を確認
手順2:書類を記入もしくは役所から入手
手順3:警察に提出(手数料1万9千円)
以下が必要書類です。※個人事業主の場合
警察署のサイトから書式が入手できます。
②略歴書 ・・・記入
③本籍記載の住民票 ・・・戸籍課等で発行
④誓約書 ・・・署名、捺印のみ
⑤身分証明書 ・・・戸籍課等で発行
⑥URLの使用権限があることを疎明する資料(URLを届け出る場合)
①~⑤は紛れがないので作成要領は割愛します。⑥ですが、特にこちらは管轄の警察によって要領が変わります。そもそも前提として古物の運用は管轄の警察に委ねられています。
以下は、わたしのケースです。
⑥は結論的には提出不要でした。
下記の内容を、実際のAmazonの画面を見せながら、警察の担当の方に説明しました。
・Amazonの場合、商品ページに出品者が並んでいること
・出品者に固定のURLが付与されているわけではないこと
個人的な見解ですが、警察も古物はメイン業務でないのか、それ程、厳格でない感じがします。いずれにしても、わたしは”案ずるより産むが易し”でした。掛け合ってみることです。
あと、他の注意事項でいえば、警察への訪問でしょうか。
・加えて担当者が在席している時間のみ
・直接訪問のみ(ネットでは不可)
・申請と受け取りで都合2回行く必要あり
なので、会社員だと時間の捻出が大変かもしれません。
いずれにしても無駄足を踏まぬよう、事前に電話確認するのが良いです。
最後に、提出後の交付は申請から40日以内です。土日祝日除くですので、結構、待ち長いです。
▽無事、交付されるとこんなのが貰えますので、がんばってください。
というわけで、今回は以上です。
決して難しくはありませんので、ぜひ早めに取っておいてください。