せどりとは?転売との違いは何?【物販との違いも含めて解説】
せどりと転売って違うの?転売ヤーって印象よくないけど大丈夫?
せどり初心者
こんな疑問に答えます。
転売(せどり)歴は4年。月収70万。
安定的に生活収入を得ています。
せどりで隠居しています。
せどりとは?転売との違いは何?【物販との違いも含めて説明】
-せどりと転売の違いは?
結論。せどりは転売と同じものです。
まずは、言葉の定義を調べてみました。
せどり:同業者の中間に立ち、注文品などを尋ね出し、売買の取次をして口銭をとること
転売:ある人から買い取ったものを、さらに他人に売り渡すこと
文言は違いますが、内容は同じですね。
せどりでの”売買の取次ぎ”は、そのまま転売の定義になっています。せどりでの”口銭をとること”は、転売の定義にはありませんが、お金のやりとりがあることは前提です。
どちらもモノが欲しい人とモノを提供できる人を結ぶ行為です。
その基本原則にそっている限り、それが社会貢献にもなる「三方よし」になるもの。
価値ある経済活動には違いないので、臆することはないです。
-転売ヤーって印象よくないけど大丈夫?
ただ、転売ヤーの世間の印象はよくないです。
例えば、不正なチケット転売は社会問題が高じて、法律(チケット不正転売禁止法)で禁じられました。
転売ヤーの印象がよくないのは言葉の定義とは別の実態があるからです。
具体的には、自分の利益都合だけで値段を上げるから。
逆の例から紹介すると、富士山の頂上のジュースの値段が高いのに文句を言う人はいないと思われます。それは、他人のことを思って頂上まで運んだ人の苦労をイメージするから。
一方で、転売ヤーが行列に並んで、新発売のゲーム機を買い占める苦労に共感する人はいないと思われます。それは、自分の利益都合だけだから。そこに苦労があっても、自分のことしか思っていないから。
こう考えると、感情面も大きいように思われますが、客観的にいえば、転売ヤーは恣意的に高い価格を作り、商品の健全な流通を妨げるという側面もあります。
-せどりと物販の違いは?
言葉の定義は下記の通りです。
せどり:同業者の中間に立ち、注文品などを尋ね出し、売買の取次をして口銭をとること
物販:(形のある)商品・製品を売ること
これも文言は違いますが、中身的には同じです。物販もメーカー・卸と消費者の中間に立ちます。
ただ、せどり業界では、物販は卸仕入れ・メーカー仕入れを指していて、せどりとは別物として語られることが多いです。特徴も加えて整理すると、こんな感じになります。ビジネスとしての立ち上げ方が違うという見方もできます。
せどり | 物販 | |
仕入先 | 個人が多い | 企業(卸・メーカ) |
特徴 |
信用がなくてもできる/少資金で始められる/すぐに利益が出せる |
信用が大事/相応の資金が必要/利益を出すまでに時間がかかる |
おまけ、江戸時代から商人は迫害を受けてた件【お薦めの本を紹介】
ここからはおまけです。すでに、せどりをされていて、転売ヤーという世間からの非難に心が折れそうな方へ。石田梅岩という人のことを書いた本がお薦めです。
なぜなら、商売の原理原則を立ち戻れるからです。
商人の本分を果たすには、商慣習を守ったり、効率を追求したりするだけではダメで、倫理観をもっていないといけない説かれています。深いです。
石田梅岩は江戸時代の人で、時代的には、商品を横流しするだけで儲けるとはいかがなものかという見方で、世間から商人が迫害を受けていた頃です。余計に原理原則に立ち戻る機会が多かったように思います。
まとめると、繰り返しになりますが、せどりも転売も、本質的には、どちらもシンプルに、モノが欲しい人とモノを提供できる人を結ぶ行為です。その基本原則にそっている限り、それが社会貢献にもなる「三方よし」になるもの。
価値ある経済活動には違いないので、臆することはないです。
というわけで、今回は以上です。
転売ヤーの印象が悪さが、参入障壁を高くしている今がチャンスです。
そう考えられる人が、したたかに結果が出せます。
せどりを始めてみませんか。
まずは、せどりのビジネスたるゆえん、本質を知ることが第一歩かと思います。
下記の電子書籍にエッセンスをまとめましたのでよろしければご覧ください。
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というわけで、今回は以上です。